【5月4日 CNS】上海市の上海野生動物園(Shanghai Wild Animal Park)で先月25日、生後6か月の雄のパンダが来場者に初めて披露された。

 2019年10月6日に「嘉嘉(Jia Jia)」が出産し、飼育師らは赤ちゃんを「嘉嘉の子」と呼んでいる。誕生時の体重185グラムから生後1か月で1.5キロに成長し、今では18キロに。飼育員たちは「小デブちゃん」というあだ名もつけた。

 最初はやせていて性格も臆病だった嘉嘉の子は、大きな明るい目を持ち、明るく活発な性格になった。高いところに登るのが好きで、落っこちてこないか周りをひやひやさせている。

 まだまだ子どもなので、ママにべったりとくっついて甘えん坊の一面を見せる。ママのまねをしてタケノコや葉をかじりながら食べ方を覚えている。いたずらも好きなようで、ママの口から食べ物を奪ったり、ママの頭に飛び乗って耳をかんだりしている。

 パンダの展示エリアでは、嘉嘉親子に祝福のメッセージを書くスペースが設置されている。嘉嘉の子どもが成長する過程を撮影したビデオの放映や、嘉嘉親子らの様子を移したライブ画面もある。(c)CNS/JCM/AFPBB News