【5月3日 AFP】米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)でホテルやカジノを経営するMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM Resorts International)が、新型コロナウイルスの影響で中断している米プロバスケットボール(NBA)の2019-20シーズンについて、ラスベガスの複合施設で残り試合を消化することを提案していると、2日の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が報じた。

 それによると、ラスベガスに13のリゾート施設を保有するMGMは、ストリップ(Strip)地区にある同社の施設の一部を外界から遮断して、選手とその家族、試合運営に欠かせないスタッフにはエリア内のホテルに滞在してもらい、施設内のコートで練習と試合を行うことを提案している。

 計画では、施設をバスケットコート24面に改装し、うち五つに中継用のカメラを設置する。選手はコートと直結もしくは隣接するホテルに滞在し、報道関係者とともに滞在中は指定エリア内のリゾート施設も使えるという。

 米スポーツ専門チャンネルESPNによれば、NBAも、フロリダ州オーランド(Orlando)のテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(Walt Disney World Resort)」の外界との接触を断ったエリアにホテルやコートを用意する案を温めている。

 米メディアで浮上しているどの案も、試合は無観客が前提で、選手を隔離された空間に集めて居住やプレーを行うことを目指している。また、一般の人が十分に検査を受けられる体制が整い、関係者全員を調べられるだけの検査キットをNBAが用意できることも条件となる。

 NBAはユタ・ジャズ(Utah Jazz)のルディ・ゴベール(Rudy Gobert)が陽性反応を示してからシーズンを中断し、再開の計画はもちろん、時期も決まっていないと発表しているが、行動制限が緩和される一部地域では、8日から個人練習用にチーム施設が開放され、再開へ向けた小さな一歩を刻む。(c)AFP