【5月1日 AFP】ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は30日、5月にブンデスリーガを再開させる計画の一環として、各クラブが選手の新型コロナウイルス検査を開始したと明かした。

 無観客でリーグ戦を再開するという案において、検査の実施は非常に重要な要素となっている。

 早ければ5月9日か16日にも1部と2部が再開される可能性がある中、DFLはスポーツ通信社SIDに対し、新型コロナウイルスの定期検査が始まったと認めた。

 しかし、ブンデスリーガの再開には政府からの許可が必要になる。アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相が議長を務めた30日のビデオ会議では、16人の州知事との間でブンデスリーガの再開について話し合われたが、最終決定は5月6日に下される見通しとなっている。

 ドイツにおける新型コロナウイルスの死者数は、これまでに6000人を上回っている。(c)AFP