【4月29日 CNS】中国・税関総署総合業務司の金海(Jin Hai)司長は26日、3月1日から4月25日までの間に、全国で検査し輸出を許可した新型コロナウイルス感染症対策物資は550億元(約8300億円)相当に上ることを明らかにした。この中には、マスク211億枚、防護服1億900万セットなどが含まれる。国務院「共同対策メカニズム」の記者会見で述べた。

 それ以外は、防護眼鏡3294万本、患者監視装置11万台、赤外線検温器929万台、外科用手袋7億6300万セットなど。

 中国の主な感染症対策物資の1日平均輸出額は、4月上旬の10億元(約150億円)から中旬の20億元(約300億円)へと増加。現在は25億元(約377億円)を超え、顕著な増加傾向にある。(c)CNS/JCM/AFPBB News