【4月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は20万8973人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計299万7540人余りの感染が確認され、少なくとも81万8700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。

 最も被害が大きい米国では、これまでに5万5563人が死亡、97万9077人が感染した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万6977人、感染者数は19万9414人。

 以降はスペイン(死者2万3521人、感染者20万9465人)、フランス(死者2万3293人、感染者16万5842人)、英国(死者2万1092人、感染者15万7149人)となっている。

 人口100万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの622人。次いでスペイン(503人)、イタリア(446人)、フランス(357人)、英国(310人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は前日から1人増の4633人、感染者数は前日から3人増の8万2830人。

 地域別の死者数は、欧州が12万6223人(感染139万3779人)、米国・カナダが5万8344人(感染102万7306人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が8311人(感染16万9916人)、アジアが8117人(感染20万6538人)、中東が6411人(感染15万9358人)、アフリカが1458人(感染3万2625人)、オセアニアが109人(感染8023人)となっている。(c)AFP