【4月28日 CNS】中国・全国市場監督管理部門は26日、24日の時点で、中国全土で押収された「問題のあるマスク」は8904万6000枚で、この他に押収された問題のある防護用品は41万8000点、760万9000元(約1億1540万円)相当に上ると発表した。

 中国・国家市場監督管理総局の甘霖(Gan Lin)副局長は26日、新型コロナウイルスの感染拡大対策に必要なマスクなどの防護用品の不法な製造・販売の取り締まりを開始して以来、摘発した不法行為は2万9906件で、うち立件し処分を行ったのは2万6605件となったと述べた。また、罰金および没収金額は3億5000万元(約53億円)で、公安機関へ移送された案件数は757件だったという。

 甘副局長によると、新型ウイルスの感染拡大以来、マスク、赤外線検温器などの防護用品が不足し、偽物や粗悪品が製造・販売されている。このため、同局は関連部門と共に2月4日より取り締まりを開始。安全基準に満たない製品の製造・販売や品質保証期間を過ぎた製品の販売を重点的に摘発した。

 同局は、今後も偽物や粗悪品の取り締まりを厳しく行うとともに、商業取引の環境を改善し、生産経営の再開と感染症対策、経済発展を後押ししていくとしている。

 中国・税関総署総合業務司の責任者、邸連柱(Qiu Lianzhu)氏は、同署は知財権違反の感染症対策物資の輸出取り締まりを強化していることを明らかにした。関連企業が契約時に法的リスクを冒さぬよう注意をするとともに、企業の合法的経営と経営内容のレベルアップを図るよう促している。(c)CNS/JCM/AFPBB News