【図解】絶滅の危機迎えるセンザンコウ、違法取引の最も多い哺乳類
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【5月10日 AFP】地球上の動物で最も多くの不正取引が行われ、絶滅が危惧されているセンザンコウについて図解でまとめた。
国際自然保護連合(IUCN)によると、センザンコウは世界で最も不正取引の対象になっている動物で、アジアとアフリカで密猟された数は過去10年で100万匹以上に上っているという。
密猟されたセンザンコウは中国とベトナムに送られ、うろこは伝統薬の材料として用いられ、肉は闇市場で売買されるという。
特徴は以下の通り。
■行動
・単独、夜行性
・深い穴を掘って餌をとり、巣にする
・木を登れる
・泳ぎが得意
・餌はアリ、シロアリ
■うろこ
・成分は人間の髪や爪と同じケラチン
・薬効があるとされ闇市で人気
■身の守り方
・丸くなる
・密猟者にとっては捕獲しやすい
(c)AFP