スペイン政府、制限緩和でも夏前のサッカー再開は保証せず
発信地:マドリード/スペイン
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【4月27日 AFP】スペインのサルバドール・イジャ(Salvador Illa)厚生相は26日、同国が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるロックダウン(都市封鎖)を緩和する措置を取ったとしても、サッカーのリーグ戦が夏を前に再開されることを保証することは「軽率」であるとの考えを示した。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に関する定例会見でイジャ厚生相は、「プロのサッカーが夏前にその活動を再開できるかどうかを私からは言えない。私の軽率な発言になってしまう」と語った。
サッカースペイン・リーグ(La Liga)は、トレーニングを開始して3月12日に中断となったシーズンを再開させる前に、選手たちのウイルス検査実施を計画しているが、同氏はサッカー選手の検査を優先することは政府の方針に反することになるかもしれないとし、「どんな種類の検査であっても、地方自治体が利用できるようにしなければならない」と述べ、これにくぎを刺した。
選手たちはピッチへ戻る前に、感染症の検査を受けなければならず、その後も定期的に監視下に置かれることになる。
同国のペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相は25日、5月2日から運動や散歩のための外出を許可すると発表。他の国と異なり、3月14日に外出制限措置を始めて以来、スペインではすべての人に散歩やジョギング、自転車での外出を禁止している。医療的な緊急事態以外で外出が許されるのは、食べ物や医薬品を買いに行くことと、短時間の犬の散歩のみとなっており、厳しい制限がかかっている。(c)AFP