【4月26日 AFP】ロンドン・マラソン(London Marathon)のレースディレクターを務めるヒュー・ブラッシャー(Hugh Brasher)氏は、延期された今年の大会をエリートランナーのみの出場に制限する可能性があると語った。しかしながら同氏は、この措置は大会関係者が現在勘案している「10個のシナリオ」のうちの一つにすぎないと付け加えている。

 英国の首都を駆け抜ける今年のロンドン・マラソンは、新型コロナウイルスの流行により10月4日以降に延期されている。

 しかし英政府による大規模な集会を禁止するロックダウン(都市封鎖)の規制がいつ解除されるのか定かでないため、昨年大会では約4万3000人のランナーが出場した大会は、エリートランナーのみが走った東京マラソン2020(Tokyo Marathon 2020)に続く可能性がある。

 今年のロンドン・マラソンには、ケニアのエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)やエチオピアのケニニサ・ベケレ(Kenenisa Bekele)が出場する予定となっていた。

 ブラッシャー氏は英BBCに対し、「10月に彼らを迎えられることを願っているが、今の段階では何が起こるか分からない」「われわれは75万人ほどの観客や医療面、チャリティーなど総合的にみなければならない」「10個ほどのシナリオを考えているが、それも常に変化している」とコメントした。

 ロンドン・マラソンとともに世界最高峰シリーズのワールドマラソンメジャーズ(WMM)に数えられるベルリン・マラソン(Berlin Marathon)は、独ベルリン市内での大規模集会の禁止が延長されたことを受け、9月27日に予定されていた大会が10月24日以降に延期されている。(c)AFP