マンU副会長、ケイン獲得のうわさは新型コロナ下の「現実を無視している」
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【4月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のエド・ウッドワード(Ed Woodward)副会長が、新型コロナウイルス感染拡大が続いている中での大型移籍のうわさは「スポーツが直面している現実を無視している」と話した。
ユナイテッドについては先日、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属するイングランド代表主将のハリー・ケイン(Harry Kane)を2億ポンド(約266億円)で獲得することを狙っているという報道が出たが、ウッドワード副会長は、現状ではこうした移籍が成立する可能性が低いことを示唆している。
プレミアリーグは6週間にわたって中断中で、再開時期や再開の可能性も見通せず、あらゆるカテゴリーのクラブが厳しい財政状況に陥っている。しかし、世界有数の財力を持つユナイテッドはほとんどのクラブよりも余裕があり、ウッドワード副会長も24日にファンフォーラムで、新型ウイルスの影響を受けた人たちへの支援に決意を示している。
「われわれが以前から信じている通り、このクラブの経営モデルは他クラブよりも弾力性があり、ありがたいことに商業パートナーの継続的な支援によってそれを実現できている」
「しかしこの難局の規模を考えれば、サッカー界で誰も幻想を抱くべきではないし、われわれを含めたどのクラブも、この夏の移籍市場で『普段通り』ではいられない」「それを踏まえれば、夏に一人の選手の獲得に数百万ポンドを支払うという臆測は、スポーツが直面している現実を無視していると感じざるを得ない」
ウッドワード副会長は、「中断前はプレミアリーグでも、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)でも、FAカップ(FA Cup 2019-20)でも、非常に先が楽しみだったシーズン」が再開されることを期待し、次のように話した。
「短期的には無観客での開催が必要なのかもしれないが、サッカーが完全に元通りになったとみんなが思えるようになるのは、サポーターが再びスタジアムへ戻ってきてからだろう」 (c)AFP