リバプールは完成品じゃない、クロップ監督主張「改善の余地ある」
このニュースをシェア
【4月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)のユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって中断となっている今季のリーグ戦で快進撃を見せていたチームには、まだ改善の余地があると話した。
リーグ戦が先月に中断になった際、首位リバプールは2位マンチェスター・シティ(Manchester City)に25ポイント差をつけ、1990年以来となるリーグ優勝が目前に迫っていた。
しかしクロップ監督によれば、昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)で優勝を果たし、今季のプレミアリーグでわずか1敗しか喫していないリバプールはさらに良くなるという。
クロップ監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に、「われわれは変わらない。それが第一だが、今後の自分たちの成功は他のクラブ次第でもある。彼らには物事を改善し、よりうまくやるためのあらゆるチャンスがあるから」とコメントした。
「だから、今後われわれに何が待ち受けているのか分からない。だが、われわれは変わるつもりはない。このチームは完成品じゃないし改善の余地は大いにあるから、それに取り組む」
「チーム内ではフレッシュな戦力が台頭しつつある。われわれはチームと一緒により良くなれる。素晴らしいことだと思う」
クロップ監督は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による封鎖期間の後、サッカーが「強制的に戻される」べきだとは思っていないが、国の雰囲気には前向きな影響を与えることになるかもしれないと認めた。
イングランドではシーズン再開のめどが立っていないが、ドイツのサッカー関係者は、ブンデスリーガ1部の試合を5月9日から無観客で再開させる案を発表する見通しとなっている。(c)AFP