【4月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は15万7539人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計228万9500人余りの感染が確認され、少なくとも50万2600人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 被害が最も深刻な米国では、3万7659人が死亡、71万6883人が感染。少なくとも5万9984人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万3227人、感染者数は17万5925人。

 以降はスペイン(死者2万43人、感染者19万1726人)、フランス(死者1万9323人、感染者15万1793人)、英国(死者1万5464人、感染者11万4217人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では4632人の死亡と8万2719人の感染が発表された。

 地域別の死者数は、欧州が10万505人(感染113万6742人)、米国・カナダが3万9165人(感染75万63人)、アジアが6882人(感染16万468人)、中東が5465人(感染12万1378人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が4384人(感染9万2445人)、アフリカが1052人(感染2万577人)、オセアニアが86人(感染7835人)となっている。(c)AFP