【4月18日 AFP】男子テニスの欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup 2020)の主催者は17日、全仏オープン(French Open 2020)と日程が衝突したことを理由として、9月に行われるはずだった大会を来年に延期すると発表した。

 今年で4回目を迎えるはずだったレーバー・カップは、米ボストン(Boston)で9月25日から27日にかけて行われる予定だったが、フランステニス連盟(FFT)が延期した全仏オープンの日程を9月20日から10月4日にしたことで、スケジュールが重なってしまっていた。

 今回の決定により、来年のレーバー・カップは引き続きボストンで9月24日から26日の日程で開催される。

 大会の設立に関わったロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、主催者が公表したコメント文で「レーバー・カップが1年延期になったのは残念だが、現時点ですべての関係者にとって正しい決断だ」と述べた。

「残念ではあるが、TDガーデン(TD Garden、ボストン大会の会場)が来年も大会を開催できるのは朗報だ。2021年のレーバー・カップで、ついにボストンで初めてプレーすることを本当に楽しみにしている」

 新型コロナウイルスの影響により、テニスシーズンは男女ともに中断しており、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)は、再開は早くて7月13日からとしている。(c)AFP