【4月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は14万1127人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計213万5410人余りの感染が確認され、少なくとも46万5700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 現在の流行中心地となっている米国では、3万1590人が死亡、64万8788人が感染。少なくとも5万3489人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万2170人、感染者数は16万8941人。

 以降はスペイン(死者1万9130人、感染者18万2816人)、フランス(死者1万7920人、感染者16万5027人)、英国(死者1万3729人、感染者10万3093人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では3342人の死亡と8万2341人の感染が発表され、うち7万7892人が回復したとされている。

 地域別の死者数は、欧州が9万2941人(感染108万2930人)、米国・カナダが3万2803人(感染67万8698人)、アジアが5391人(感染15万3340人)、中東が5260人(感染11万3977人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が3702人(感染8万706人)、アフリカが951人(感染1万8033人)、オセアニアが79人(感染7730人)となっている。(c)AFP