【4月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は13万1639人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計203万3620人余りの感染が確認され、少なくとも43万6100人が回復。過去24時間で新たに7721人の死亡と7万1643人の感染が発表された。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 現在の流行中心地となっている米国では、2万7085人が死亡、61万4482人が感染。少なくとも5万107人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万1645人で、感染者数は16万5155人。

 以降はスペイン(死者1万8579人、感染者17万7633人)、フランス(死者1万7167人、感染者14万7863人)、英国(死者1万2868人、感染者9万8476人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では3342人の死亡と8万2295人の感染が発表され、うち7万7738人が回復したとされている。

 地域別の死者数は、欧州が8万8760人(感染103万2710人)、米国・カナダが2万8139人(感染64万2688人)、アジアが5265人(感染14万9027人)、中東が5147人(感染11万372人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が3355人(感染7万4394人)、アフリカが894人(感染1万6744人)、オセアニアが79人(感染7692人)となっている。(c)AFP