【4月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は12万3920人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計196万1950人余りの感染が確認され、少なくとも41万3800人が回復。過去24時間で新たに6177人の死亡と7万2433人の新規感染が発表された。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 現在のパンデミック(世界的な大流行)の中心地となっている米国では、死者数が1802人増の2万4737人となり、感染者数は59万2743人に増加。少なくとも4万4364人が回復した。

 次いで死者数が多いのはイタリアの2万1067人で、同国の感染者数は16万2488人。

 スペインの死者数は1万8056人、感染者数は17万2541人。フランスの死者数は1万5729人、感染者数は14万3303人。英国の死者数は1万2107人、感染者数は9万3873人。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では3341人の死亡と8万2249人の感染が発表され、うち7万7738人が回復したとされている。

 地域別の死者数は、欧州が8万4122人(感染99万6312人)、米国・カナダが2万5661人(感染61万9640人)、アジアが5162人(感染14万5541人)、中東が5031人(感染10万6630人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が3001人(感染7万213人)、アフリカが865人(感染1万5969人)、オセアニアが78人(感染7652人)となっている。(c)AFP