【4月5日 AFP】米国のロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元司法長官の孫娘とその息子が、カヌーをしていた際に行方不明となり、生存が絶望視されている。家族が4日、明らかにした。

 ケネディ一家は、1963年にテキサス州ダラス(Dallas)でジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元米大統領が暗殺されて以来、若くして突然死亡する悲劇に次々と見舞われている。

 今回消息を絶ったのは、ケネディ元大統領の弟、ロバート・F・ケネディ元司法長官の孫に当たるメーブ・ケネディ・マキーン(Maeve Kennedy McKean)さん(40)とその息子のギデオン(Gideon McKean)君(8)。米メリーランド州のラリー・ホーガン(Larry Hogan)知事が3日に明らかにしたところによると、2人は2日、広大なチェサピーク湾(Chesapeake Bay)に近いサウス川(South River)でカヌーをしていた際に行方不明となった。沿岸警備隊や警察、消防隊員らがすぐに捜索を開始したが、2人は発見されなかった。

 メーブさんの夫デービッド・マキーン(David McKean)さんは4日朝、フェイスブック(Facebook)の投稿で「すでに24時間がたち、妻たちが生存している可能性は非常に低い。メーブとギデオンが亡くなったことは明らかだ」と述べた。(c)AFP