【4月3日 AFP】豪ナショナル・バスケットボールリーグ(NBL)は3日、イラワラ・ホークス(Illawarra Hawks)が2020年の米プロバスケットボール(NBA)ドラフトでトップ指名候補の呼び声が高いラメロ・ボール(LaMelo Ball)にチームを売却することで合意したとされる報道について否定した。

 ボールのマネジャーを務めるジャーメイン・ジャクソン(Jermaine Jackson)氏が、ホークスの買収について「契約は決まった」「チームを所有する」と、米スポーツ専門チャンネルESPNに語った数時間後、NBLはこの発言内容を否定した。

 NBLは、同選手とホークスに関して「現状を明確にする」ためのコメント文を発表し、「昨季NBLでプレーしていた際に、ラメロ・ボールとそのマネジメントが当該クラブへの関与を話し合ったことについては、リーグ側として認める」と述べた。

 その上で、チームとリーグにとって「有意義な結果が期待できるような多くの選択肢」について、チームの現オーナーであるサイモン・ストラットフォード(Simon Stratford)氏と協議していると公表。しかし、NBLに「ライセンス移行に関する最終決定権があり、これまで何の申請も出されていない」ことも強調した。(c)AFP