【4月3日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のルイス・スアレス(Luis Suarez)は2日、自身を含むチームの選手たちが、他のスタッフに協力するための減給に合意するまで時間がかかったと批判されていることについて、「傷ついた」と不満を口にした。

 バルセロナのリオネル・メッシ(Lionel Messi)は先月30日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によってスペインで非常事態が宣言されている間、他の従業員の給料が満額で支払われるよう、選手たちは7割の減給によって金銭面で協力すると発表していた。

 スアレスはウルグアイのラジオ局スポーツ890(Sport890)に対し、「僕らは合意に至ることを真っ先に望んでいたから傷つく」とコメントした。

「クラブや世界がいま直面している状況を理解している。(合意が遅れたのは)詳細を決めていたから」

「だが、選手が減給を望まなかったと言われているのを耳にした。(バルセロナの)バスケットボールとハンドボールの選手は合意したのに、僕らはそう求めなかったと」

「僕らが合意に至らなかったのは、クラブ側と選手側にとって最適な解決法を探すために待ち、スタッフを助けようとしていたからだ」 (c)AFP