【3月30日 CNS】中国最北端の黒竜江省(Heilongjiang)気象局は「世界気象デー」の23日、オンライン記者会見を開き、同省の平均気温が上昇傾向にあると発表した。1961年から2019年にかけて、10年ごとの年間平均気温が0.34度上昇、2019年の年間降水量も例年より4割以上多い753ミリに達し、1961年以降で最多となった。

 黒竜江省は温帯と寒帯の間の大陸性モンスーン気候で、北と東はロシアに隣接し、国境線は3045キロに及ぶ。アジア太平洋地域は、ロシア極東部とヨーロッパ大陸を陸路で結ぶ重要なルートだ。

 高玉中(Gao Yuzhong)副局長によると、黒竜江省の平均年間気温は3.3度。気温は周期的に変動しており、今後の10年間は平均気温が低くなる可能性が高く、時期によっては気温が著しく高くなる見込みという。夏季(5~9月)の気温はおおむね平均に推移するが、低温や霜が降りる確率は過去10年よりは多くなるという。

「平均年間降水量は525ミリだが、2009年から多降水期間のサイクルに入ったという分析がある」と高氏。多降水期間と少降水期間の年間平均降水量の差は約15%という。

 黒竜江省では、1961年から2019年にかけて年間降水量に周期的な変化が見られ、近年は増加傾向にある。2019年の降水量753ミリは、2013年(688ミリ)や1994年(673ミリ)の記録を上回った。ただ、今後の10年間で、多降水期間から少降水期間に転換する可能性があるという。(c)CNS/JCM/AFPBB News