【3月29日 AFP】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相の妻、ソフィー(Sophie Gregoire Trudeau)夫人が28日、新型コロナウイルス感染症から回復したと明かした。

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 ソフィー夫人は自身のフェイスブック(Facebook)ページで、「ずいぶんと良くなり、かかりつけの医師とオタワ市公衆衛生局(OPH)から問題なしとの診断を受けた」と発表。「心の底から、善意によって私に手を差し伸べてくれたすべての人に感謝を伝えたい」とつづった。

 ソフィー夫人は英国から帰国した後の今月12日、新型ウイルスの検査で陽性反応を示した。これを受けて夫のトルドー首相は予防措置として自主隔離に入り、毎日の定例会見も自宅の玄関先で行っていた。

 ソフィー夫人はまた、「科学と思いやりでこの危機を乗り切ることができると強く信じています」「つまりそれは、保健上の規定に耳を傾けて従うこと、そして当面の間は家にいることです」と語った。

 これに先立ちトルドー首相は記者団に対し、14日間の隔離期間は終了したものの、家族と共に自宅にとどまる意向を明らかにした。(c)AFP