【3月29日 CNS】中国・江西省(Jiangxi)政府新聞弁公室の微博(ウェイボー、Weibo)公式サイトによると、江西省新型コロナウイルス肺炎感染対策指揮部は25日に通達を出し、26日午前0時よりすべての江西省を発着する国際線フライトを停止することを明らかにした。停止期間は暫定14日間。

 通達によると、25日にカンボジアのシハヌークビル国際空港(Sihanoukville International Airport)から江西省に着陸したQD704便の乗客15人に発熱、咳(せき)、のどの痛み、下痢などの症状が見られたため、「中華人民共和国伝染病防治法」と「江西省への入境者の感染移入防止規定」に基づき、江西省を発着する国際線フライトをすべて停止するとしている。

 25日のQD704便すべての乗客の健康状況を確認し、症状の出た乗客については治療を行う。国際フライトの再開時期については、14日後に感染状況を見たうえで改めて通知するとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News