【3月28日 CNS】中国・国家国際発展合作署の鄧波清(Deng Boqing)副署長は26日、対外の援助が国内の新型コロナウイルス感染症対策に影響を与えるのではないかとの質問に対し、「物資援助、医療チームの派遣とも、まず国内の感染症対策の需要を保障しなければならない」と述べた。その上で「国際社会全体の感染症との闘いに利することであり、国内への海外からの感染流入リスクを下げることにもつながる」と続けた。国務院新聞弁公室の記者会見での発言。

 また、「(対外援助は常に)できる範囲内で動き、動き出したら力を尽くすという原則を貫いている」と強調。今回も同様だとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News