【3月26日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は日本時間26日午前4時現在で2万599人となっている。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに182の国・地域で計44万7030人余りの感染が公式に確認された。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では現在、入院が必要な人に対してのみ検査を実施している。

 25日午前4時に行った前回の集計以降、世界全体で新たに2341人の死亡、4万3010人の感染が確認された。

 過去24時間で最も多くの死者が確認された国はスペインで、738人が死亡。次いでイタリア(683人)、フランス(231人)となっている。

 2月に国内初の死者が出たイタリアでは、死者7503人、感染者7万4386人となっている。

 次に被害が大きな国はスペインで、死者は3434人、感染者は4万7610人。次いで中国本土(死亡3281人、感染8万1218人)、イラン(死亡2077人、感染2万7017人)、フランス(死亡1331人、感染2万5233人)となっている。

 日本時間の25日午前4時以降、初の死者が出た国はジャマイカ、カメルーン、エストニア、ニジェール。初の感染者が出た国はギニアビサウ、ラオス、マリ、リビア、ベリーズ、グレナダ、ドミニカ国。

 地域別感染者数は、欧州が23万9912人(死者1万3824人)、アジアが9万9927人(死者3596人)、米国・カナダが6万2194人(死者854人)、中東が3万2182人(死者2123人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が7529人(死者124人)、オセアニアが2656人(死者9人)、アフリカが2631人(死者69人)となっている。(c)AFP