【3月25日 AFP】サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)と、同選手の代理人を務めるホルヘ・メンデス(Jorge Mendes)氏が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)と闘うポルトガルの二つの病院に、集中治療施設3棟の資金を寄付することが分かった。同国の医療関係者が24日に明かした。

 病院の広報によると、二人は「それぞれベッド10床を備えた集中治療施設2棟分」を北リスボン大学病院センター(CHULN)に寄付する。CHULNは首都リスボンにあるいくつかの病院の総称で、現在は集中治療室(ICU)ベッド77床を備えている。

 もう1棟分は、ポルト大学病院センター(CHUP)のサントアントニオ病院(Santo Antonio Hospital)に寄付する。

 同病院の外科部長は現地紙に対して「10台以上の人工呼吸器など、必要な設備からなる非常に重要な投資だ」と話し、施設棟の名称は二人の名前を冠したものになると明かした。外科部長は「必要であれば、クリスティアーノ・ロナウドは故郷のマデイラ(Madeira)島に対しても同じことをするだろう」と話している。(c)AFP