【3月25日 AFP】仏保健当局は24日、新型コロナウイルスによる国内の死者が240人増え、累計1100人になったと明らかにした。

 仏保健当局トップのジェローム・サロモン(Jerome Salomon)氏は記者団に対し、検査で陽性となった人は2万2300人、入院しているのは1万176人で、2516人が集中治療を受けていると述べた。

 基本的に症状がある人しか検査していないことから、当局は実際の感染者は公式発表より大幅に多いとみている。

 サロモン氏はさらに、累計死者1100人は病院で亡くなった人だけで、老人ホームなどで死亡した人は含まれていないと強調。病院で亡くなった人は死亡者のごく一部であり、老人ホームなどで亡くなった高齢者を含めた致死率は数日中に発表すると言明した。(c)AFP