【3月19日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が18日、新型コロナウイルスの対応に追われる同国の病院を支援するため基金を設立したと発表した。

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 元スウェーデン代表FWは自身のインスタグラム(Instagram)に、「イタリアはいつも俺に多くのものを与えてきた。このドラマの出来事のような局面の今、愛するこの国にそれ以上のお返しがしたい」と投稿し、基金設立を明かした。

「このウイルスを蹴散らすため、同僚やすべてのプロアスリート、そして多かれ少なかれできる限りの寄付がしたいと願う人たちを頼りにしている」

 中国以外では最も過酷な状況に陥っているイタリアは、3万人以上から新型ウイルスの陽性反応が検出され、うち2978人が死亡している。

 イブラヒモビッチはトレードマークの強気な発言で投稿を締めくくっている。

「覚えておけ。ウイルスがズラタンのところに来ないなら、ズラタンからウイルスのところに行ってやる!」 (c)AFP