【3月15日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、日本時間15日午前2時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は137の国・地域で15万1760に達し、うち5764人が亡くなった。

【図解】新型コロナウイルス:感染したらどうなる?

 日本時間14日午前2時からの24時間で、新たに417人が亡くなり、1万1037人が感染したとの報告があった。

 この24時間で死者数が最も増えたのはイタリア(175人)で、イラン(97人)、スペイン(63人)と続いた。

 昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生した中国では、香港とマカオ(Macau)を除く本土の感染者は8万824人となり、うち3189人が死亡。6万5541人が回復した。13日から14日までに新たに11人の感染と13人の死亡が確認された。

 中国以外では13日から14日までに死者が404人増えて2575人に、感染者は1万1026人増えて7万943人となった。

 中国以外で被害が大きな国は、死者が多い順にイタリア(死亡1441人、感染2万1157人)、イラン(死亡611人、感染1万2729人)、スペイン(死亡183人、感染5753人)、フランス(死亡79人、感染3661人)。

 13日以降に初めて死者が確認された国はエクアドルとデンマーク。初めて感染者が確認されたのはコソボ、モーリタニア、ウルグアイ、スリナム、グアテマラ、アンティグア・バーブーダ、ナミビア、エスワティニ、プエルトリコ、ルワンダ、赤道ギニア、ギニア。

 15日午前2時時点の地域別感染者数はアジアが9万1480人(死者3303人)、欧州が4万2828人(死者1771人)、中東が1万3950人(死者623人)、米国・カナダが2600人(死者52人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が418人(死者5人)、アフリカが247人(死者7人)、オセアニアが244人(死者3人)となっている。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいている。死者の集計方法や検査体制は国によって異なる。(c)AFP