【3月14日 AFP】(更新)サウジアラビア政府は14日、新型コロナウイルスの感染拡大への対応策として、すべての国際線の航空便を15日から2週間運航停止すると発表した。

 同国外務省はツイッター(Twitter)に、「コロナウイルスの感染拡大を防ぐ取り組みの一環として、政府は国際線の航空便を2週間(3月15日から開始)運航停止することを決定した」と投稿した。

 同国はすでに、一部の国々への航空便を停止。学校や大学を閉鎖する措置を取っている。

 当局はまた、同国にあるイスラム教の聖地メッカ(Mecca)で時期を問わずに行われる小巡礼「ウムラ(Umrah)」を中止している。

 サウジアラビア保健省によると、同国の感染者数はこれまでのところ86人で、死者は出ていない。(c)AFP