【3月11日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、日本時間11日午前2時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は107の国・地域で11万7339人に達し、うち4251人が死亡した。

【解説】新型コロナウイルス、死亡リスクが高いのは誰か

 10日午前2時以降に確認された新規感染者数は4084人で、死者は287人。

 昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生した中国では、香港とマカオ(Macau)を除く本土で8万754人が感染し、うち3136人が死亡。10日午前2時以降、新たに19人の感染と17人の死亡が確認された。

 中国以外では計3万6585人の感染者が確認され、うち1115人が死亡。新たに確認された感染者数は4065人、死者は270人となっている。

 中国以外で感染者が多い国は、上位から順にイタリア(感染1万149人、死亡631人)、イラン(感染8042人、死亡291人)、韓国(感染7513人、死亡54人)、スペイン(感染1622人、死亡35人)。

 10日午前2時以降に新たな死者が確認された国は中国、イタリア、イラン、韓国、スペイン、米国、フランス、英国、オランダ、スイス、モロッコ、レバノン、カナダ。初の感染者が確認された国・地域は、ブルキナファソ、コンゴ民主共和国、北キプロス、パナマ、モンゴル。

 11日午前2時現在の地域別感染者数はアジアが9万134人(死者3208人)、欧州が1万7670人(死者711人)、中東が8541人(死者299人)、米国・カナダが679人(死者27人)、オセアニアが112人(死者3人)、アフリカが100人(死者2人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が103人(死者1人)となっている。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいている。(c)AFP