中国当局、湖北省内の移動制限を緩和へ 武漢市内は対象外か
発信地:北京/中国
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【3月10日 AFP】(更新)中国当局は10日、新型コロナウイルスの流行の中心地となっている湖北(Hubei)省の移動制限を緩和し、健康な住民に対しては省内の移動を認めることを明らかにした。
湖北省政府によると、健康状態を示す色分けされた符号を住民に付与するためにスマートフォンのアプリが用いられ、低~中リスクの地区に住む「緑色」の符号が付与された住民は省内の移動が認められるという。
同省は1月から封鎖状態に置かれていた。
ただ、省外への移動については示唆されず、省都・武漢(Wuhan)内の制限は緩和されないとみられる。
当局によると、感染者と一切の接触がなかったことを意味する「緑色」の符号を持ち、かつ低~中リスクの地区で暮らす住民のみが移動を認められる。
感染が確認された、もしくは疑われる人々は「赤色」の符号が付与され、隔離対象になる。一方で「黄色」は感染者との濃厚接触があったことを意味する。
また、過去2週間に新規感染者が確認されていない地区が低リスクのエリアに分類される。(c)AFP
