【3月5日 AFP】米国のメディア王であるマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク市長は4日、民主党の大統領候補指名争いから撤退し、現在トップを走るジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領を支持すると表明した。ブルームバーグ氏は選挙運動に5億ドル(約540億円)余りの資金を投入してきたものの、予備選挙の山場である「スーパーチューズデー(Super Tuesday)」で票を集められなかった。

 ブルームバーグ氏はツイッター(Twitter)への投稿で「打倒トランプは、その実行に最適な候補者を支持して団結することから始まる。その人物がわが友人で偉大な米国人、ジョー・バイデンであることは明らかだ」と述べた。

 富豪のブルームバーグ氏が選挙活動に使用した費用は5億ドル余りで、その大半は大規模な広告活動に充てられた。だが民主党の予備選時期で最も重要な日とされるスーパーチューズデーでは、14州で行われた予備選のいずれでも勝利できない結果に終わっていた。(c)AFP