【3月4日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のモントリオール・インパクト(Montreal Impact)は3日、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)からMFビクター・ワニアマ(Victor Wanyama)をフリートランスファーで獲得したと発表した。契約期間は3年。

 ケニア代表のキャプテンで28歳のワニアマは、2016年にサウサンプトン(Southampton FC)からトッテナムに加入。1年目こそ充実したシーズンを送ったが、度重なる膝の故障により、その後はプレミアリーグで活躍できなかった。

 今シーズンは公式戦で4試合にしか出場していないが、ティエリ・アンリ(Thierry Henry)監督が率いる新天地でキャリアを再生しようとしている。

 トッテナムでの4シーズンでリーグ戦69試合に出場し6得点を挙げたワニアマは、「ティエリと話したとき、モントリオールに加わってほしいと言ってくれた。迷う必要はなかった」と話し、アンリ監督の下でプレーできる可能性がMLS行きの決断に影響を与えたと明かした。

「選手時代の彼にずっと憧れていた。彼と共に働き、モントリオール・インパクトが躍進のシーズンを目指す中で、その一端を担う機会を得られて本当に喜んでいる。出場する大会で最後のステージまで進めたらうれしい」

 モントリオールは、今季の開幕戦で白星を挙げたばかり。昨シーズンのMLSでは東カンファレンス9位に終わった。(c)AFP