【3月4日 AFP】(更新、写真追加)米大統領選の予備選挙が14州で一斉に行われた「スーパーチューズデー(Super Tuesday)」の3日、これまでにジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領が8州、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員が3州でそれぞれ勝利する見通しとなった。複数の米テレビネットワークが伝えた。

 中道派のバイデン氏が勝利するとみられるのはバージニア、ノースカロライナ、アラバマ、オクラホマ、テネシー、アーカンソー、ミネソタ、マサチューセッツの各州。ミネソタはサンダース氏が楽勝するとみられていた州だ。出口調査によると、バイデン氏はアフリカ系有権者の強い支持を集めているもようだ。

 一方、左派のサンダース氏が勝利するとみられるのは地元バーモントとコロラド、ユタの各州だ。

 スーパーチューズデーに選出される代議員は計1357人。バイデン氏は、7月に開催される民主党大会に向けてサンダース氏が勝利を確実にするのを阻むには、ここで良い結果を残す必要がある。

 残る州の投票は米東部標準時3日午後11時(日本時間4日午後1時)までに締め切られた。(c)AFP