エバートンとマンUはドロー、アンチェロッティ監督は試合後に退席処分
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【3月2日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは1日、第28節の試合が行われ、エバートン(Everton)とマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の一戦は1-1の引き分けに終わった。しかし、またしてもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が物議を醸し、試合後カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督にレッドカードが提示される後味の悪い終わり方となった。
この試合では、ユナイテッドのダビド・デ・ヘア(David De Gea)、エバートンのジョーダン・ピックフォード(Jordan Pickford)という両守護神のミスが結果に大きく影響した。
それでも後半アディショナルタイム、エバートンは先制点を挙げたドミニク・キャルバート・ルーウィン(Dominic Calvert-Lewin)のシュートが相手DFに当たってゴールに入り、勝ち越したかに見えたが、VARによる確認も経て、オフサイドの位置でシュートコース上でデ・ヘアの前に倒れていたギルフィ・シグルズソン(Gylfi Sigurdsson)がGKの視界を遮ったとみなされ、得点は認められなかった。
グディソン・パーク(Goodison Park)に集まったエバートンサポーターと同様、この判定に納得がいかないアンチェロッティ監督は、試合終了のホイッスルが鳴った後にピッチ上で主審に詰め寄り、レッドカードを提示された。
アンチェロッティ監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対して「彼はピッチ上で私を退席にしたが、その後にじっくり二人で話し合った。内容は秘密にしておきたい」と話した。
「あのゴール(キャルバート・ルーウィンの幻の得点)は微妙な状況だったと思う」「主審には、ギルフィがオフサイドだったと言われたが、われわれの見解では、デ・ヘアの視界に影響はなかった。判断は難しいが、試合は終わった。結果はドローで、非常に良いプレーができたことには満足している」
レッドカードを提示されたアンチェロッティ監督は、古巣チェルシー(Chelsea)との次節ではベンチ入りできない可能性が高い。それでも指揮官は「主審に失礼なことをしたつもりはないし、それは向こうも分かっている」「ベンチに入れないなら、スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)ではスタンドに座るよ。大きな問題じゃないし、試合に向けて良い準備をする」と話した。
エバートンは開始わずか3分、奇妙なゴールで均衡を破った。なんでもないように見えた場面でデ・ヘアが蹴り出したボールを、プレスをかけに来ていたキャルバート・ルーウィンがブロックすると、ボールはそのまま無人のゴールへ吸い込まれた。
ところが、31分のユナイテッドの同点ゴールにもGKのミスが絡んだ。イングランド代表の正守護神を務めるピックフォードは、ギャレス・サウスゲート(Gareth Southgate)代表監督がスタンドから見つめる前で、ブルーノ・フェルナンデス(Bruno Fernandes)の強烈ではあったが可能性は低いように見えたミドルシュートを止めきれなかった。
この結果、5位ユナイテッドは4位チェルシーとの勝ち点差を1に縮める機会を逃した。エバートンは11位にとどまっている。(c)AFP