【2月26日 AFP】19-20NBAは25日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に所属するNBAの重鎮レブロン・ジェームズ(LeBron James)と、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)のドラフト全体1位指名ザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)との直接対決が初めて実現した。

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 試合はジェームズがシーズン最多の40得点を挙げただけでなく、8リバウンド6アシストを記録してチームを118-109の勝利に導いた。

 会場のステープルズ・センター(Staples Center)では24日、ヘリコプターの墜落事故により命を落とした元レイカーズのコービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏の追悼式が行われ、大勢の元スター選手らが出席する中、レイカーズの選手を含めたロサンゼルス全体が、街に最も愛されたスポーツ選手の一人に悲しい別れを告げた。

 それでも、式からわずか24時間で行われたこの試合では、ブライアント氏の事故に「心が打ち砕かれた」と話したジェームズとチームが、連勝を続けてきた良い流れを途切れさせることなく、ウィリアムソンを擁するペリカンズとの点の取り合いを制した。レイカーズは引き続き、ウエスタンカンファレンスの首位を快走している。

 しかし19歳のウィリアムソンも、チームが接戦を演じる中で29得点を挙げてまたしても才能を見せつけ、ジェームズも試合後、新人のプレーが印象に残ったことを認めている。

「彼にとってはすべての試合が成長の機会であり、教訓になる」「しかし彼は特別だ。ペリカンズは良い選手を手に入れた」 (c)AFP