【1月23日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)のザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)が22日、待望のNBAデビューを果たした。自身は輝きを放ったが、チームはサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)に117-121で敗れた。

 昨年のドラフトで全体1位指名を受けた19歳のウィリアムソンは、シーズン開幕前日に右膝の手術を受け、戦線から離れていた。

 この日は第3クオーターまでの12分間で5得点、4リバウンド、1アシストという上々のスタートを切ると、第4クオーター残り8分52秒の場面で3ポイントシュートを決め、本拠地に集まった1万8365人の観客は総立ちになった。

 さらにはロンゾ・ボール(Lonzo Ball)のパスからレイアップアリウープを決めたのをはじめ、3ポイントシュート3本に加え、オフェンスリバウンドからレイアップに成功。最後にフリースローを決めると、観客からはMVPコールが上がったが、指揮官の出場時間を制限する方針により、途中でベンチに下がった。

 第4クオーターの3分強で計17得点と大爆発し、将来の活躍を垣間見せたウィリアムソンは、最終的に22得点、7リバウンド、3アシストをマーク。リズムをつかんだところで試合を退くのは「かなりきつかった」と認め、「まだ自分は19歳。正直に言って今の時点で長くプレーしたいとかは考えていない。勝利を考えている。だから非常に悔しい」と話した。(c)AFP