【2月23日 AFP】今週開催されたドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2020)で現役復帰を果たした女子元世界ランキング1位のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)が、カムバック前に6度のドーピング検査を受けていたことが分かった。

【関連記事】テニス界がドーピング対策強化へ、シャラポワも「歓迎」

 今週公表された国際テニス連盟(ITF)の書類によると、昨夏に復帰を発表したクライシュテルスは、「資格回復」選手として2020年からツアーに戻ってくるため、競技外検査を義務付けられていたという。

 3度の全米オープン(US Open Tennis Championships)制覇を誇る36歳のクライシュテルスは、7年ぶりの復帰戦で、先日の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2020)で決勝に残った四大大会(グランドスラム)2勝のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)に2-6、6-7(6-8)で敗れた。(c)AFP