【2月21日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2020)は20日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は3-6、6-2、6-2で第7シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)を退け、2試合連続の逆転勝ちで準決勝に駒を進めた。

 前日行われたオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)との2回戦で、マッチポイントを握られながらも競り勝ったハレプは、第1セットを先取されて自分のペースをつかむ必要があったと振り返り、「全体的に少しペースが速くて、かなり圧倒された。自分のリズムをつかんだら、試合の感触がかなり良くなった」とコメントした。

「厳しい試合に勝ててうれしい。毎試合に勝つために、ここで全力を尽くしている。ここまでの試合には満足している」

 世界ランク2位のハレプは、決勝進出を懸けた21日の準決勝でジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)を迎え撃つ。予選勝者のブレイディは、1回戦で第3シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)を撃破した後、この日は第9シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)に6-7(5-7)、6-3、6-4で勝利してベスト4入りを果たした。

 一方、エレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)から7-6(7-1)、6-3で金星を奪い、今季トップとなる18勝目をマーク。準決勝の対戦相手である第8シードのペトラ・マルティッチ(Petra Martic、クロアチア)は、エストニアのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit)に7-6(7-4)、6-1で勝利した。(c)AFP/Bill SCOTT