【2月12日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)のユルゲン・クリンスマン(Juergen Klinsmann)監督が11日、辞任を発表した。

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 前週末のリーグ戦で同じく下位のマインツ05(Mainz 05)に1-3で敗れ、降格圏との勝ち点差がわずか6となったヘルタのクリンスマン監督は、就任からわずか10週で辞任するという驚きの決断を自身のフェイスブック(Facebook)で明かした。

 55歳のクリンスマン監督は「じっくり検討した結果、指揮官の座から身を引き、クラブの監査役会メンバーに復帰することを決めた」とつづった。

 西ドイツ代表の一員として1990年のW杯(World Cup)を制したクリンスマン監督は、ファンに向けたメッセージの中で「ヘルタの残留を確信している」と記しながらも、フロントからの信頼が欠如しているように感じたと主張した。

「残留争いにおいて最も重要なのは、一致団結し、基本に忠実にやること。もしそれが保証されないのであれば、私は自分の潜在的能力を発揮できないし、指揮官としての責任も果たせない」

 チームを降格から救い、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場圏内に導くことをクリンスマン監督に期待していたヘルタにとって、今回の辞任は大打撃となる。

 ヘルタのミヒャエル・プレーツ(Michael Preetz)スポーティングディレクター(SD)は、「けさの出来事にわれわれはとても驚いた。そんな気配はこれまで一切なかった」とコメントした。

 ヘルタはまた、クリンスマン監督の下でアシスタンコーチを務めていたアレクサンドル・ヌーリ(Alexander Nouri)氏が、暫定指揮官としてチームを率いることになったと認めている。(c)AFP/Kit HOLDEN