【2月12日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)は11日、グループステージ第1節が各地で行われ、新型コロナウイルスの影響で東地区の一部の試合が延期になる中、グループFのFC東京(FC Tokyo)はアウェーで蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)と1-1で引き分けた。

 蔚山はキックオフ早々、FWビョルン・ヨンセン(Bjorn Johnsen)がクロスバー直撃のボレーシュートを放つと、同選手は54分にも強烈なミドルシュートでFC東京のゴールを襲った。

 64分、FC東京はディエゴ・オリヴェイラ(Diego Oliveira De Queiroz)の得点で先制に成功したが、82分には相手のFKからアダイウトン(Adailton dos Santos da Silva)がオウンゴールを献上し、敵地で勝ち点1を分け合う結果となった。

 グループEの試合では、メルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory、オーストラリア)がチェンライ・ユナイテッド(Chiangrai United FC、タイ)に1-0で勝利。オラ・トイヴォネン(Ola Toivonen)が前半に決めたPKを守り切ったホームのメルボルンは、初出場のチェンライを下し白星スタートを飾った。

 コロナウイルスの感染拡大を防ぐために取られている渡航制限を理由に、同組のFCソウル(FC Seoul、韓国)対北京国安(Beijing Guoan、中国)戦、グループFのパース・グローリー(Perth Glory、オーストラリア)対上海申花(Shanghai Shenhua、中国)戦は4月に延期となっている。(c)AFP