【2月13日 CNS】新型コロナウイルスによる肺炎との闘いは、病院だけで行われているわけではない。感染拡大を防ぐため、各地で「戦士」が日夜、闘っている。

【特集】収束の兆し見えず、新型肺炎が流行する中国の今

 中国鉄道ウルムチ局集団(China Railway Urumqi Group)の疾病管理センターの消毒殺菌チームは連日、車庫に入ったばかりの列車の車両に消毒殺菌作業を行っている。新型肺炎が発生して以来、感染の拡大を防ぐため、18人のチームが2班に分かれ、1日平均30本以上の列車の車両に消毒を続けている。

 多数の人が乗り、広範囲を移動する列車はウイルスを広める恐れがある。マスクと防護服に身を包んだ「防疫戦士」たちは、危険と背中合わせの中、黙々と作業を続けている。(c)CNS/JCM/AFPBB News