【2月10日 AFP】19-20フランス・リーグ1は9日、第24節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)の終盤の追い上げを退けて4-2で勝利した。

 首位を独走するホームのPSGは、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が不在の中でアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)とキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がゴールを挙げ、苦しいシーズンを送っているリヨンを2-0とリードして前半を折り返した。

 さらにハーフタイム直後には相手DFマルサウ(Fernando Marcal)が自陣のゴール上に豪快に突き刺す滑稽なオウンゴールも飛び出し、PSGは5-0で大勝した昨シーズンの同じ顔合わせの試合に続き、またしてもリヨンから大勝を飾るかに思われた。

 しかし直後にリヨンが反撃を開始。PSGはマーティン・テリエ(Martin Terrier)とムサ・デンベレ(Moussa Dembele)に得点を返されたが、交代でピッチに入ったエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の終盤のゴールで勝ち点3を確かなものとした。

 ネイマールは肋骨(ろっこつ)の問題で2試合連続の欠場となったが、18日に控えるボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝トーナメント1回戦第1戦までには戻ってくることを期待されている。

 8日に行われた試合では2位オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が1-0でトゥールーズ(Toulouse FC)に勝利しており、PSGとマルセイユの勝ち点差は12となっている。(c)AFP/Andy SCOTT