苦境のバルサが乱打戦制す、メッシ3アシストでレアル追走
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【2月10日 AFP】19-20スペイン1部リーグは9日、第23節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の3アシストでレアル・ベティス(Real Betis)との打ち合いに3-2で勝利。同日勝利した首位レアル・マドリード(Real Madrid)を追走している。
レアルが早い時間帯に4-1でオサスナ(CA Osasuna)を下して重圧をかける中、勝利を収めたいバルセロナだったが敵地で相手に2回リードを許す展開を強いられた。
セルヒオ・カナレス(Sergio Canales)のPKで先制を許した後は、フレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)のゴールで追いつき、さらに見事な個人技からナビル・フェキル(Nabil Fekir)に勝ち越し点を決められたが、再びセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)が同点ゴールを挙げた。
そして迎えた試合残り18分、クレマン・ラングレ(Clement Lenglet)が逆転のヘディングシュートを決めた。得点はすべてメッシが演出し、激しい試合の中で終盤にはフェキルとラングレにレッドカードが提示されたが、バルセロナがそのまま勝利を収めた。
チームはここ数日、エルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)前監督の解任の責任は選手にあると話したエリック・アビダル(Eric Abidal)スポーティング・ディレクター(SD)に、メッシが公然と反論する内紛が起こり、また国王杯(Copa del Rey 2019-20)ではアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に敗れて10年ぶりに大会4強を逃す難しい状況にあったが、どうしても必要だった白星を手に入れた。
キケ・セティエン(Quique Setien)監督は「ビルバオ戦では良いプレーができていたが敗退した」「この勝利はモチベーションや、今後に向けたエネルギーになる」と話した。
セティエン監督としても、2017年から2019年まで2年間率いた古巣に温情を見せている余裕はなく、敗戦は許されない状況だった。試合内容としては落ち着きがなく、ベティスよりも力がある相手であれば罰を受けていた可能性もあったが、それでも逆転で勝利を収めたバルセロナは、レアルとの勝ち点3差を維持している。
そのレアルは敵地でオサスナに快勝した。ウナイ・ガルシア(Unai Garcia)のゴールでビハインドを背負ったレアルだったが、味方のパスが相手に当たったボールが、公式戦4試合連続のベンチ外から先発に復帰したギャレス・ベイル(Gareth Bale)のもとへこぼれると、ベイルのアシストからイスコ(Isco Alarcon)が同点ゴールを決めた。
その後はセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のヘディングシュートで逆転し、交代出場のルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)とルカ・ヨビッチ(Luka Jovic)にも得点が生まれてレアルが大勝を収めた。
一方、セビージャFC(Sevilla FC)は1-2でセルタ(Celta de Vigo)に敗れ、4位以内の確保に向けて手痛い1敗を喫した。リーグ戦ここ5試合で1勝しか挙げることのできていないセビージャは、3位ヘタフェ(Getafe CF)と勝ち点3差、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と得失点差の5位に転落した。(c)AFP/Thomas ALLNUTT