【2月9日 AFP】19-20スペイン1部リーグは8日、第23節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は1-0でグラナダ(Granada CF)を下し、リーグ戦4試合ぶりの勝利を収めて暫定4位に浮上した。

 ホームのアトレティコは前半6分、アンヘル・コレア(Angel Correa)が公式戦ここ9試合で5点目となるゴールを決め、これがこの試合唯一の得点となった。

 後半にはロベルト・ソルダド(Roberto Soldado)のバックヒールのシュートを守護神ヤン・オブラク(Jan Oblak)が見事に防ぎ、チームの勝ち点3獲得に貢献した。

 アトレティコは、9日にセルタ(Celta de Vigo)との一戦を控えるセビージャFC(Sevilla FC)に追い抜かれる可能性があるが、ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は「勝ちが必要だった。スタジアムの声援はすさまじかった。あのエネルギーを求めていた」とコメントし、チームが調子を取り戻したことを歓迎している。

 チームは今月後半に、欧州王者リバプール(Liverpool FC)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝トーナメント1回戦を控えている。

 一方でヘタフェ(Getafe CF)は3-0で10人になったバレンシア(Valencia CF)に勝利し、チャンピオンズリーグ出場権争いで思わぬ快進撃を続けている。

 37歳のホルヘ・モリーナ(Jorge Molina)の2ゴールなどで同じくトップ4を狙うバレンシアから快勝を収めたヘタフェは、4位アトレティコとの勝ち点3差を保ち、3位の座を守っている。(c)AFP