【2月8日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は7日、同クラブのエド・ウッドワード(Ed Woodward)副会長の自宅が襲撃された事件に関して、英大衆紙サン(Sun)が事前に計画を知っていたと英国最大の新聞審査機関「独立新聞基準組織(IPSO)」に通報した。

 先月28日に発生した今回の事件では、ウッドワード副会長の自宅の門に発煙筒が投げ込まれたほか、門柱に赤いスプレーが吹きかけられ、チェシャー警察(Cheshire Police)が捜査を開始した。

 ユナイテッドは、この事件を伝えたサン紙が事前に襲撃計画を把握していながら警察に通報しなかった証拠があると確信しており、「サン紙が今回の襲撃計画について事前に情報を得ていたこと、そして同紙の記者が事件発生時に現場にいたことを確信している」「記事に掲載された写真の質から、カメラマンが居合わせたことも示唆されている」と述べた。

 一方のサン紙はAFPの取材に対して、コメントを拒否した。

 今回の襲撃事件は、ウッドワード副会長のクラブ運営やグレーザー(Glazer)家のオーナーシップに対して増大するファンの不満がエスカレートしたものとみられている。ユナイテッドは現在リーグ7位に沈み、首位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差は38に開いている。

 重大な基準の逸脱が認められれば、サン紙には最大で罰金100万ポンド(約1億4000万円)が科される可能性がある。(c)AFP