【2月4日 AFP】立体型パズル「ルービックキューブ(Rubik's Cube)」330個を用いて、レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の傑作「モナリザ(Mona Lisa)」をモチーフに制作された作品が今月、仏パリで競売に掛けられる。最大で15万ユーロ(約1800万円)の値が付く見込みだ。

 仏アーティストのインベーダー(Invader)によって手掛けられたこの作品は、「ルービック・モナリザ(Rubik Mona Lisa)」と呼ばれている。

「ルービック・モナリザ」は今月23日、パリの競売会社アールキュリアル(Artcurial)で競売に掛けられる予定。ストリートアート界の著名人の作品を集めたオークションの一環だという。

 インベーダーは2005年に「ルービック・モナリザ」を制作。その後、印象派エドアール・マネ(Edouard Manet)の傑作「草上の昼食(The Luncheon on the Grass)」や、ギュスターブ・クールベ(Gustave Courbet)が女性の下腹部を描いた「世界の起源(The Origin of the World)」もルービックキューブで再現している。(c)AFP