【10月11日 AFP】仏パリのルーブル美術館(Louvre Museum)で、改修工事のため別室に移されていたレオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の傑作「モナリザ(Mona Lisa)」が今週、従来展示されていた「国家の間(States Room)」に戻された。別室に展示されていた2か月の間、長蛇の列や混乱が生じていた。

 ルーブル美術館は昨年、1000万人を超える入館者数を記録し、今年はさらに増える見通し。来場者の75~80%の目当てはモナリザで、特に中国人と米国人の間で人気が高いという。

 調査によると、モナリザの平均鑑賞時間が50秒なのに対し、他の絵画ははわずか4秒だという。(c)AFP