【1月30日 AFP】サッカーイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2019-20)は29日、準決勝第2戦が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に0-1で敗れたものの、2戦合計スコア3-2で決勝進出を決めた。

 3年連続で決勝への切符を手にしたシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、今回のホームでの黒星から教訓を得るようチームに求めた。

 前年王者のシティはチャンスの数でユナイテッドを圧倒したが、素晴らしいパフォーマンスを披露したGKダビド・デ・ヘア(David de Gea)からゴールを奪うことはできなかった。

 一方、ネマニャ・マティッチ(Nemanja Matic)がゴールを決め、この日最初の枠内シュートで先制に成功したユナイテッドだったが、76分にそのマティッチが退場になり奇跡的な逆転の望みが消滅。3月1日にウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われる決勝では、シティとアストン・ビラ(Aston Villa)が対戦することになった。

 グアルディオラ監督は「180分で見れば、われわれはユナイテッドよりも優れていた」「ゴールできるだけのチャンスをたくさんつくったが、決められなかった。決定力を高められるようにしなければならない」とコメントした。

 また、シティのMFケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)は「どうしてこの試合に負けたのかまったく分からない」「自分たちは雑だったと思う」「僕からすれば、きょうのマンチェスター・ユナイテッドにチャンスは一つもなかった」と話した。(c)AFP