【1月27日 AFP】中国で新型コロナウイルスの感染が広がる中、今度はサッカー女子の東京五輪予選、そして女子テニスの国別対抗戦の試合会場が、別の国に変更となることが決まった。また、陸上の室内選手権は中止の決定が下された。

 サッカー女子の五輪予選は、すでに感染拡大の中心である武漢(Wuhan)から南京(Nanjing)への開催地変更が発表されていたが、最終的には豪シドニーに場所を移すことがアジアサッカー連盟(AFC)から発表された。

 オーストラリアサッカー連盟(FFA)のクリス・ニコウ(Chris Nikou)会長は「選手と関係者、ファン全員の安全がFFAとAFCにとって最も重要であり、われわれはこのシドニーで大会を成功に導ける自信がある」とコメントした。

 中国の国営新華社(Xinhua)通信によると、南京のある江蘇(Jiangsu)省でも感染が確認されたため、同国のサッカー協会(CFA)が中国、オーストラリア、台湾、タイで争う予選グループBの国外開催を決めた。当初は2月3日から9日にかけて行われる予定だったが、シドニーでの日程はまだ発表されていない。

 一方で国際テニス連盟(ITF)は移動の問題を取り上げ、女子の国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup 2020)のアジア・オセアニアグループ1部の会場を南部の東莞(Dongguan)からカザフスタンに変更した。

 ITFは「現在、中国での移動にかかる制限が増していることから、外部のアドバイザーと安全に関する相談を行った上で、別の会場に移すことを決めた」と発表した。こちらはもともとの予定と同じ2月4日から8日にカザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)で実施する。

 また、2月12日と13日に浙江(Zhejiang)省杭州(Hangzhou)で行われる予定だったアジア室内陸上競技選手権大会(Asian Indoor Athletics Championships 2020)は中止が決まった。3月には、南京で世界室内(World Athletics Indoor Championships Nanjing 2020)が予定されている。(c)AFP